ヘーゲルが解き明かす近代フランスの秘密――。自分の「根」を失って疎外された近代人は、社会的価値（政治と経済）も、文化的価値（キリスト教）も、「自分」の外につかみとろうとします。善悪の大胆な転換を含む機能的な「意味」の弁証法は、現代のシステム論を先取りします。事前にテキストをお読みにならなくてもご参加いただけますが、該当箇所だけでもお読みになることをお勧めします。初めての方もどうぞお気軽にご参加ください。

○日　時：5月6日（日）14：00-16：00
○場　所：東京ウィメンズプラザ第二会議室A
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
○題　材： ヘーゲル『精神現象学』より』 6.精神-B自己疎外的精神、教養-Ⅰ自己疎外的精神の世界-a教養とその現実の国-1自然的存在の疎外としての教養
○紹介者： 中岡成文さん （カフェフィロ、哲学相談おんころ）
○進行役： 廣井　泉 （カフェフィロ）
○参加費： 2000円（資料付き、カフェフィロ会員の方は1,500円）
○定　員： 15名程度（要事前予約）
○参考図書：ヘーゲル『精神現象学』平凡社ライブラリー下巻74-93ページ4行目
○主　催： カフェフィロ
○備　考： お好きなお飲物をご持参ください
○問合せ/申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）