カフェフィロは「哲学カフェ」をはじめとする街中での哲学対話の実践やサポートを行う集団(任意団体)です。カフェフィロの名前のもとになった「哲学カフェ」は、街中のカフェなど誰もが自由に出入りできる場所で、飲み物を片手に参加者同士で特定のテーマについて話し合う営みです。1992年にフランス・パリのカフェで偶然生まれ、その後世界中に広がっていきました。
街中のカフェで、あるいは駅で、公共のスペースで哲学する。そのような活動が日本でも少しずつ始まっていた2005年、社会のなかでの哲学対話実践や、その支援を目的としてカフェフィロは誕生しました。
設立時のメンバーは大阪大学の臨床哲学研究室の関係者が中心となっていましたが、大学からは独立した団体として活動しており、今では会社員や教育関係者など多様なメンバーが参加する団体となっています。
カフェフィロは社会で行われている様々な活動や組織と連携しながら、「社会のなかで生きる哲学」を探求し、それらの実現にあたるとともに、哲学とともに生きる人たちを応援し、サポートします。