今回取りあげる第四章は、『人間の条件』で「仕事」と題されていた章タイトルが「制作」へと変更されている点が注目されます。というのも、ここにはハイデガーの弟子としてアーレントが彼から受け継いでいる存在論理解（＝西洋哲学批判）が鮮明に映し出されているからです。今回はアーレントへのハイデガーの影響を探るべく、制作と技術という言葉に注目しながら、『活動的生』の第四章を読んでみたいと思います。テキストはコピーして配布しますので、本をお持ちになる必要はありません。初めての方もお気楽にご参加ください。

○日　時： 3月10日（土）15：00-17：00

○場　所： アーキシップライブラリー&カフェ（JR関内駅　徒歩5分）https://libraryandcafe.wordpress.com/about/

○題　材： アーレント『活動的生』第四章「制作」（19、20、21節を中心に）

○紹介者：三浦隆宏（カフェフィロ、椙山女学園大学）

○進　行： 廣井　泉（カフェフィロ）

○参加費：2,500円（資料、ドリンク付き、カフェフィロ会員の方は2,000円）

○定　員： 15名程度（要事前予約）

○参考図書：アーレント『活動的生』みすず書房

○主　催： カフェフィロ

○申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）