18世紀プロイセンの哲学者、イマヌエル・カントの主著『純粋理性批判』第二版を読む連続読書会。
世界史に名を残す大哲学者カントの主著を共に読み、共に考えませんか。
難解で有名な著作ですが、カントが問うているのは「そもそもわれわれが何かを知るとはどういうことか」という基本的な問いです。そして、その考察の根底にあるのは平和論の名著『永遠平和のために』に通じる「世界市民」の精神です。
できるだけわかりやすい解説と参加者との自由闊達な対話で進めていきます。
少しずつ読み進め、何年かかるかわかりませんが、最後まで読みたいと考えています。
今回は、Ⅰ超越論的原理論、第二部門・超越論的論理学、第二篇・原則の分析論、第二章、第三節の３「経験の類推」、４「経験的思考一般の要請」を読み、われわれの知性と想像力（構想力）の働きについて考えます。第二版の箇所のみを読みます。
翻訳は最近のものであればどれでも構いませんが、主催者は平凡社ライブラリーの原佑訳を用います（イマヌエル・カント（原佑訳）『純粋理性批判　上・中・下』平凡社）。

○日　時：3月12日（日）15:00-17:30
○場　所：Zoom会議室（参加手続完了者にアクセス情報をお伝えします。）
○テーマ：カント『純粋理性批判』原則の分析論第二章第三節3,4
○進行役：寺田俊郎
○参加費：一般2500円、カフェフィロ会員1500円
○定　員：15人（要事前予約）
○主　催：寺田俊郎（カフェフィロ/上智大学）
○申込み：cafephilottテツドク #10 | Peatix
○問合せ：寺田俊郎: cafephilott@gmail.com