前回は『判断力批判』の最初の部分、「美しいものの分析論」を読みました。今回はそれに続く「崇高なものの分析論」を読みます。「崇高なもの」は「美しいもの」と並んでカントの時代によく論じられた哲学のテーマです。カントの「崇高なもの」の分析を読むことで、直前の「美しいもの」の分析の理解を深めることもできます。難解なところもありますが、人間の理性、感性、想像力をめぐる考察に豊かな示唆を与えてくれます。初めてのご参加も大歓迎です。お気軽にご参加ください。

○日　時： 7月18日（日）14:00-16:00
○場　所： web環境の整ったお好きな場所で（zoomを使用します）
○題　材： カント『判断力批判』第一部・第一篇・第二章「崇高の分析論」
○紹介者： 寺田俊郎さん（カフェフィロ、上智大学）
○コーディネーター： 廣井 泉（カフェフィロ）
○参加費： 2,500円（資料付き、事前のお支払いをお願いしております）
○定　員： 15名程度（要事前予約、参加イベント名 「テツドク！カント」と氏名をフルネームで明記してください）
○参考図書： カント『判断力批判』（紹介者は以文社の宇都宮芳明訳を使用しますが、どの版でも構いません。岩波文庫が手軽で入手しやすいです。）
○申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）