近年、哲学を実践する取り組みとして「対話」が重視されています。そこでは、日常の身近なテーマをもとに、哲学的な「問い」を立てて、参加者それぞれの視点や発言をよりよく理解し、自分の考えを言い表すことが目的とされます。では、哲学的な「問い」とそうでない「問い」の違いはどこにあるのでしょうか。どのようにすれば、より良い実践を行うことができるのでしょうか。それとも、哲学はいずれの方法化も拒むのでしょうか。
今回は、計二時間半のセミナーのうち、前半の一時間でレクチャーを行います。ユネスコや、フランスでの「子どもの哲学」を例にとり、実践型の哲学の方法を学びます。「対話」を行うためには、哲学的な「問い」に含まれる様々な「概念」の意味を、じっくりと明らかにすることが重視されます。残りの一時間半は、参加者全員で哲学の「問い」を立て、それらを検討することを実践します。事前準備は不要です。お気軽にご参加下さい。

○日　時： 8月22日（日）14:00-16:30
○場　所： web環境の整ったお好きな場所で（zoomを使用します）
○講　師： 今野諒子さん（日本学術振興会特別研究員PD、東京大学）
○コーディネーター： 廣井 泉（カフェフィロ）
○参加費： 2,500円（資料付き、事前のお支払いをお願いしております）
○定　員： 15名程度（要事前予約、参加イベント名 「哲学対話セミナー」と氏名をフルネームで明記してください）
○申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）