ニーチェ連続シリーズ全３回のうち、第1回は「ニヒリズム」でしたが、第２回は、ディオニュソス像の変遷からみたニーチェの悲劇についてお話しします。文献学者ニーチェから哲学者ニーチェの始まりは彼の処女作『悲劇の誕生』であることはよく知られていますが、彼の後期の思索もまた＜悲劇＞で始まることはあまり知られていません。今回は「悲劇は始まる」（incipit tragoedia）と題された『悦ばしき知恵』のアフォリズム342を手掛かりに、ニーチェの初期から後期に至る＜悲劇＞の概念を、＜悲劇＞を構成する＜ディオニュソス＞像に焦点を当てながら論じていきます。文献をお渡しし、わかりやすく解説を致しますので、ご参加いただき「ニーチェ」を愉しんでください。

○日　時： 2024年7月6日（土）13:30-16:30
○会　場： 神戸市立総合福祉センター4F　第1会議室
https://www.with-kobe.or.jp/facility/fukushicenter/

○テーマ： ニーチェの悲劇
○書　籍： ニーチェ『悦ばしき知恵』
○紹介者： 藤本啓子（神戸哲学カフェ）https://ameblo.jp/philokey/
◯主　催： 神戸哲学カフェ
○参加費： 1,000円
○定　員： 30名
○お申込み：①ご住所、②お名前、③連絡先（電話番号）を明記して
fktaranteln@yahoo.co.jp （藤本）まで