宗教の章の2回目です。ヘーゲルは大胆にもキリスト教を換骨奪胎します。キリスト教はまだ「表象」に囚われ、天の「父」を崇めている。哲学なら展開せよ、とヘーゲルは要求します。神は「私たち」としていま、この現実を生きているではないか。私たちの共同体こそ「教団」であり、絶対的実在ではないか。これこそ世界史の「希望と期待」だと、ヘーゲルは言い放つ。絶対知は近い、精神現象学の終幕は近い――

○日　時：11月12日（日）15:00-17:30
○場　所：web環境の整ったお好きな場所で（zoomを使用します）
○題　材： ヘーゲル『精神現象学』より　7.宗教-C啓示宗教‐3絶対宗教の概念の展開 冒頭～β外化における精神 子の国（平凡社ライブラリー下巻 355頁4行目～373頁終わりから2行目）
○紹介者： 中岡成文さん （カフェフィロ、哲学相談おんころ）
○コーディネーター： 廣井　泉（カフェフィロ）
○参加費：2,500円（事前のお支払いをお願いしております）
○定　員： 15名（要事前予約）
○参考図書： ヘーゲル『精神現象学』（平凡社ライブラリー下巻）
○備　考： お申し込みいただいた方に参加費のお支払い方法をご連絡します
○お申込み/お問い合わせ：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）