近年、本人の終末期の希望や意思を可能な限り尊重するため、厚生労働省はじめ関係学会や団体が、心肺停止時のDNAR(Do Not Attempt Resuscitation)を含む終末期医療に関する提言やガイドラインについて報告しています。しかし、これら指針の対象は、救命医療の提供や医師による DNAR指示がいつでもできる医療機関の入院患者であり、介護施設等急変時に医師や看護師が傍にいない、救命医療が直ちに提供ができない病院前救急におけるDNAR対応については、いまだ定まった指針はありません。そこで神戸市消防局救急課から講師をお招きし、神戸市の現況を報告いただくと共に、当会の「リビングウィル」の書式を使いながら、もし、心肺停止に陥った時,自分ならどうしたいかを考えてみましょう。

日時　：2月10日（土）13:00〜17:00

場所　：兵庫県立神戸生活創造センター セミナー室　A & B

    　　神戸クリスタルタワー５F

　　　　http://www.sozoc.pref.hyogo.jp/access.html

テーマ：救急車呼びますか？

講師　：講　師：平石明彦さん（神戸市消防局救急課救急指導係長）

カフェ進行：堀江剛（大阪大学大学院教授　臨床哲学）

参加費：500円

定員　：45名

予約　：お申し込みが必要です。

備考　：定員オーバーでお断りする以外は参加可否のお返事は致しません。

主催　：患者のウェル・リビングを考える会

http://www.geocities.jp/well_living_cafe/

共催　：カフェフィロ / 大阪大学＜ケアの臨床哲学＞研究会

お申込；cafe_well_living@yahoo.co.jp（藤本）