私たちは、行為の善・悪を語るとき、その行為した人の意志を想像します。意志のない動作は、その人の責任でしょうか。私たちは、自由に行為を選べるからこそ、そこに「倫理」を考えるのです。でも、そもそも私たちの意志はそんなに自由なのでしょうか？
今回は、日本最初の哲学書と『善の研究』の一節を参考に、意志の「必然的自由」について考えます。テキストはコピーして配布し、わかりやすく説明します。気楽にご参加ください。

○日　時： 7月30日（日）14：00-16：00
○場　所： 銀座区民館4号室　（地下鉄東銀座駅下車、歌舞伎座そば）http://chuo7kuminkan.com/about/ginza.html
○題　材： 西田幾多郎『善の研究』より第三編第三章「意志の自由」
○紹介者：大熊　玄さん（立教大学、西田幾多郎記念哲学館副館長）
○進行役：廣井　泉 （カフェフィロ）
○参加費：2000円（配布資料有り。カフェフィロ会員は1,500円）
○定　員：20名程度（要事前申込み）
○参考図書：西田幾多郎『善の研究』岩波文庫

○備　考：お好きなお飲物をご持参ください。
○申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）