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カフェフィロ哲学ゼミ ~生命倫理の現在~いのちのはじまりについて考える

東京都

《カフェフィロ哲学ゼミとは・・・》
哲学カフェよりはもう少し専門的に、でも大学の講義やカルチャーセンターの講座よりもっと対話的に。カフェフィロが新たに提供しようとするセミナーは、街なかで行なう市民のみなさんとの「ゼミ」です。いままさに考えなければならないホットな話題を、みなさんと共有し「私たち」の課題とすることが目的です。

今回は生命倫理のなかでも、ART(生殖補助技術)の進展がもたらしつつある新たな倫理問題を取り上げます。体外受精の技術は、精子・卵子の凍結保存や代理出産、着床前診断による命の選別や男女の産み分け等、出生のあり方を大幅に変えつつあります。

たとえば不妊治療によって70歳で第一子を出産したというインドの女性。あるいは65歳で四つ子を出産したというドイツの女性。このような卵子提供を受けての超高齢出産は親側のエゴかそれとも医療による救済か。また、配偶子提供を受けて同性カップルが子どもをもつことをどう考えるか。ふだん私が学生たちと考えていることを、今回は市民の方々と対話しながら考えてみたいと思います。
(予習を望まれる方は、近刊の石原理『生殖医療の衝撃』(講談社現代新書)を事前にお読みになってください。もちろんレクチャー内容とこの本の内容はそのまま重複しません。

●タイムテーブル
9:30~10:30   レクチャー1 加速する生殖補助技術(ART):凍結保存、代理出産、死後生殖
10:30~10:50 質疑応答
10:50~11:10 休憩
11:10~12:10 レクチャー2 置き去りにされる私たちの倫理:超高齢出産、生殖ツーリズム、ゲイビーブーム
12:10~12:30 質疑応答
12:30~13:30 休憩
13:30~14:00 対話の問いをつくる
14:00~14:10 休憩
14:10~15:40 「いのちのはじまり」をめぐる参加者どうしの対話
15:40~16:00休憩
16:00~16:30 対話の振り返りとまとめ

【開催概要】
○日 時:11月23日(水・祝)9:30-16:30
○会 場:東京ウィメンズプラザ第1会議室B
○テーマ:生命倫理の現在~いのちのはじまりについて考える
○参加費:6,000円(前納制、カフェフィロ会員は5,000円)
○講 師:三浦隆宏(カフェフィロ、椙山女学園大学准教授)
○定 員:25名(最少催行人数12名)
○備 考:件名に「哲学ゼミ申込み」とお書きいただき、お名前と連絡先を明記の上、下記までお申し込みください。
○申込み・問い合わせ:info@cafephilo.jp (カフェフィロ事務局)

イベント詳細

開催日 2016年11月23日(水) 時間 9:30~16:30
イベント種別 カフェフィロ哲学ゼミセミナー 開催者 カフェフィロ会員のイベント
会場 東京ウィメンズプラザ第1会議室B
会場所在地 〒〒150-0001 東京都 渋谷区神宮前 5丁目53−67
 
参加お問い合わせ info@cafephilo.jp
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