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「教養は幸運なときには飾りになるが、不運のなかにあっては命綱となる」とアリストテレスは言ったそうです。 けれども、現代ではむしろ逆に思われているのではないでしょうか。今回のゲストの桑子敏雄さんは、アリストテレス研究にはじまり環境の哲学を経て、現在は全国各地で社会的合意形成に関わっていらっしゃいます。行政と住民、住民間で対立する意見を聴き、最終的には全員が納得する決定に導くことを目的とした対話がそこにはあります。合意形成しない、答えを出さない哲学カフェや哲学対話とは異なり、あえて答えを出すための対話の実践についてお話をうかがいながら、「教養」について考えてみたいと思います。

○日　時:2月11日(火・祝)14:00-16:00
○場　所:東京ウィメンズプラザ第2会議室B
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
○テーマ:教養は役に立つのか？
○ゲスト: 桑子敏雄さん （東京女子大学、一般社団法人コンセンサス・コーディネーターズ）
○コーディネーター: 廣井　泉 （カフェフィロ）
○参加費: 2000円
○定　員: 15名程度（要事前予約、課題図書の読了が参加条件です）
○課題図書: 桑子敏雄 『何のための「教養」か』（ちくまプライマリー新書）

○参加条件: 課題図書の読了
○備　考: お好きなお飲物をご持参ください。
○問合せ/申込み：hiroizum@cafephilo.jp （廣井）