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【募集終了しました】テツドク!J.S.ミル『自由論』~自由であるとはどういうことか?

東京都

J.S.ミル『自由論(1859)』は『功利主義論(1861)』とならぶ彼の主著です。同書は、近代倫理学・政治哲学の到達点として、現代英米のリベラリズム(自由主義)系の倫理学・政治哲学に大きな影響を与えています(たとえば、ジョン・ロールズ『正義論』)。また、ミルが『自由論』で示した「他者危害」原則という考え方は、生命・医療倫理(バイオエシックス)における「自律(患者の自己決定)の尊重」という発想の理論的な基礎にもなっています。
現代社会では、しばしば、「自由」にまつわる問題が発生しています。たとえば、自己決定・自己責任をめぐる議論、すなわち、自分が(自由に)選択・決定したことについて、どこまで道徳的・法的・社会的な責任を負うのかという問題です。より具体的なところでは、SOGI・LGBTをめぐる問題は、性に関する自己決定の問題です。また、ヘイトスピーチ問題に見られる、思想・信条の自由、言論の自由をめぐる議論も、重要なテーマのひとつです。
今回は、J.S.ミル『自由論』を紹介しつつ、個人が自由であるとはどのようなことか、なぜ個人の自由を尊重するべきなのか、個人の自由を尊重する社会とはどのようなものか、個人の自由が制限されるのはどのような場合に適切といえるのか、このような問題について考えます。

○日 時:7月15日(月・祝)14:00-16:30
○場 所:東京ウィメンズプラザ第2会議室A
http://www1.tokyo-womens-plaza.metro.tokyo.jp/outline/tabid/136/Default.aspx
○題 材:ミル『自由論』
○紹介者:島内明文さん (東京大学)
○進行役:廣井 泉 (カフェフィロ)
○参加費:2,500円(資料付き、カフェフィロ会員の方は2,000円)
○定 員:15名程度(要事前予約)
○参考図書:J・S・ミル『自由論』(岩波文庫、日経BPクラシックス、光文社古典新訳文庫、どの翻訳でも構いません)
○備 考:お好きなお飲物をご持参ください。
○問合せ/申込み:hiroizum@cafephilo.jp (廣井)

イベント詳細

開催日 2019年7月15日(月) 時間 14:00~16:00
イベント種別 テツドク! 開催者 カフェフィロ会員のイベント
会場 東京ウィメンズプラザ
会場所在地 〒〒150-0001 東京都 渋谷区神宮前 5丁目53−67
 
参加お問い合わせ hiroizum@cafephilo.jp
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